SONY EマウントのSEL70200Gを購入した
先日の記事は1週間前に投稿するつもりが想定以上に時間が掛かり、投稿時は手元に届いてそれを持って旅行中となってしまった…(同じような悩みを持っている方の一助になれば、とそのまま投稿した)
そんなわけで、今回はSEL70200Gの購入を決めた理由と、先日大阪・神戸にサクラを撮りに行ってきた作例も交えながら解説できたらな、と。
SONY SEL70200Gにした3つの理由
SEL70200Gに決まるまでの理由が3つ。
1. ズームレンズであること
前回の記事ではズームレンズだけでなく単焦点レンズも含めて望遠レンズを比較・検討していたが、24-70mmのいわゆる標準域の焦点距離では自分が前後に移動したり少しトリミングすれば狙った画角を得られる。
しかし、望遠域は1歩2歩前後して済む話ではなく、トリミングだとかなりの部分を削ることになり風景がメインの自分に単焦点レンズを望遠レンズ代わりとするのはあまり現実的な選択肢ではなかった。
また、80-90mmの焦点距離はα7シリーズに搭載されているAPS-Cモード*1でSEL55F18Zを使って同モードをオンにすれば約80mmの焦点距離となる。
ただ、APS-Cモードはデジタルズームと違って画質の劣化が一切ない反面、パソコンでトリミングするのと同じで画素数が大幅に減る(α7だと【6000*4000=24MP】が【3936*2624=10MP】。ただ、10MPあれば4KディスプレイやA3プリントなら問題ない)。
これらのことから単焦点レンズを除いたズームレンズに絞ることで選択肢は一気に消えてSEL70200GとSEL70300Gの2択となる。
2. スペックより所有欲
一眼レフデビューがNikonだった自分がCanonに鞍替えした一因でもある憧れの白レンズ。
Canonの望遠ズームレンズが既に白(EF70-300mm F4.5-5.6L IS USM)だからと他メーカーでの白にそこまで価値があるかは疑問符が付くところもあるが、自分の中で所有欲を満たすことが一番大事。
また、決定打は白だけではなくインナーズームの方にもあった。
「どれだけ見た目重視なんだ…」と呆れられるかもしれないが、一眼レフカメラでレンズがニョキニョキ出てくるのが好きじゃなくて、単焦点レンズやズームレンズもあまりニョキニョキが目立たないものを選ぶようにしていた。
SE70300Gはカタログスペックだけでなく、口コミやレビューサイトでの評判が高く、カタログスペックでも望遠端300mm、最短撮影距離0.9m、最大撮影倍率0.31倍とSEL70200Gより優れている点も多いが、今回はスペックではなく【所有欲】を優先してSEL70200Gを選んだ。
3.中古の価格がおトク
いずれにしても最後のひと押しとなったのは【価格】である。
SEL70200Gは発売からそこそこ経っているのに加え、Eマウントにもついに大三元ズームレンズが揃ったことで小三元ズームレンズを手放す人もいて中古での流通量はそれなりにあった。
新品だと約13万円(メーカーキャッシュバックを適用しても12万円くらい)だが中古市場は美品(かすり傷程度)クラスでも10万円を切っていた。
また、ちょうど欲しいと思った時に楽天スーパーセールが開催中で、通常のポイント還元(4〜5%)にプラスして期間中に購入した店舗数×1%が付与されて最大1万ポイントが還元されていた。
毎度お世話になっているマップカメラさんの楽天市場店で中古美品のSEL70200Gにマップカメラの保証サービスを付けて10万円に数百円足が出ていたが、雑穀米やヨーグルトメーカの種菌などを購入して9%くらいまで引き上げ、実質9万円ほどで付属品の欠品はなく状態も目視で確認する限り新品同様に近い状態のSEL70200Gが買えたので大満足。
作例
作例と言うには些か烏滸がましいけど、2泊3日で大阪と神戸にこのレンズを持って行って撮った一部を(旅行編は別でやる)。
大阪の造幣局の桜の通り抜けは、この日は残念ながらまだ通れなかったので対岸のサクラ
京阪電車13000系とサクラ
上の2枚とこれは神戸の夙川公園
神戸の夜景
最後は姫路城(白鷺城)とサクラ
最後に
これまで旅行に望遠域のレンズを持っていくことはほとんどなかったけど、望遠ズームレンズであるがゆえの絵がいくつも撮れた。
ただ、Eマウントフルサイズのレンズはミラーレスのコンパクトなイメージがある一方で、ミラーレスとは言えフルサイズなのでシステムとしてはそこそこデカく重くなってしまった。
だが、それも所有欲を考えれば万事オッケー。