【韓国旅行記 ep.1】2000円で韓国へ。t'way ティーウェイ航空 TW214 東京/成田 NRT→ソウル/仁川 ICN搭乗記【2019.8.24】
日本人の海外旅行渡航先トップスリーに入る韓国、個人的には「韓国は日本から2時間ほどで行けるんだから、何日も休みを取ってまで行かなくてもいいや」と思っていて当分行くつもりはなかった。
しかし、その潮目が変わったのが今年の7~8月で徴用工やホワイト国除外、GSOMIA破棄などで日韓関係が急激に悪化して「もしかすると問題が長期化して気軽に行けなくなるのでは?」との思いと、韓国人が日本旅行をキャンセルして日韓路線を運行する航空各社が減便や撤退を始めたとのニュースを見ていてふと「このタイミングでこそ韓国に行くべきでは?」と韓国旅行の計画を始めた。
片道2000円の激安航空券をゲット
韓国旅行の計画を始めたのが8月上旬でさすがにその週末と翌週末はお盆価格だったが翌々週末はまだ8月で夏休み期間であるにもかかわらず随分と手頃な価格になっていた。
韓国のLCCティーウェイ航空では往路は土曜日夜発の成田→仁川、復路は月曜日昼発の仁川→成田で韓国人が日本旅行をするにはちょうどいい時間帯だが、日本人からすると若干魅力に欠ける。
だが、この航空券は往路がなんと2,000円(委託手荷物なし)で復路は6,000円だが委託手荷物 15Kg付き。航空運賃だけなら往復8,000円だけれど、燃油サーチャージと諸税を含めると航空券とほぼ同じ額が上乗せされて実質は16,107円(それでも十分安い)。
鍛冶橋駐車場(八重洲)
成田空港までは毎度おなじみの1,000円バス(京成バス)。
香港旅行で初めて鍛冶橋駐車場発の京成バスを利用して気付いたが東京駅発(と言ってもヤマダ電機のそば)はよく満席になるが、鍛冶橋駐車場発は東京駅八重洲口から徒歩5分ほどと若干遠いのと成田空港第1ターミナルビルに停車しないこともあるのか空いている。
高速道路が空いていたのでバスは定刻より少し早めに成田国際空港に到着。
ティーウェイ航空はLCCだが第3ターミナルビルではなく第2ターミナルビルなので終点の第2ターミナルビルでバスから降りた。
成田国際空港
早めに到着していて時間があったので展望台に行くろエア・タヒチ・ヌイ航空のA330。
そして、キャセイパシフィック航空のB777-300ER。
LCCだとフライト中に無料の機内食はないので洋麺屋五右衛門さんで少し早めの夕食をいただいた。
夕食を終えるとチェックイン・カウンターがオープンしていたのでチェックイン。
機内預け荷物のない航空券を買っているのでキャリーケースは持ち込みでゴロゴロ…
いざ、出国!
搭乗は70Hゲート。1つ上の71ゲートがJAL786 ホノルル行きで「1番違いだからボーディングブリッジ!?」かと思ったが、もちろんそんなことはなく…
71ゲートのJAL786 ホノルル行き。
70Hゲートのティーウェイ航空 ソウル・仁川行きはフロアから違ってボーディングブリッジどころかバス。
バスは機体全体を撮影できるからいいんだけど気分は上がらない。
片道2,000円まで価格を下げているのだから、さぞかし乗客も少ないことかと思いきや満席だった。
3度目の夏休み(?)は急遽決まった#ティーウェイ航空 片道2000円の旅#twayair #tway航空 #tw214
ティーウェイ航空 TW214 東京・成田→韓国・ソウル
座席指定をしていて後ろから2番目の窓側。
タキシング中に分かりづらいけどANAのA380 ホヌ1号機。
この時間の離陸待ちは少なくA滑走路でも15分ほどでテイクオフ(千葉上空)。
LCCはドリンクも有料だが水だけは無料で紙コップに入った水をCAさんが配っていたのでいただいた。
東京を発ってから2時間ほどでソウルの夜景が見えてきた。
着陸直前。
仁川国際空港のスポットもターミナルの端っこだった。
#안녕하세요 #韓国 に到着✈例年7-8月はどこも高くて遠出はしなかったけど、今年は韓国LCCの航空券が大変手頃な価格で手に入ったので急遽旅に出ることにした #韓国旅行 #ソウル旅行
仁川国際空港
ボーディングブリッジを抜けた到着ロビーにWelcome to Korea。ひとまず歓迎はされているようだ。
Pixel 3aの夜景モードで撮影。
仁川国際空港に到着したのが22時で入国審査での待ち行列に足止めされて通過まで30分以上を要した。
韓国ウォンは現地での両替がお得なので到着ロビーを出てすぐに両替して空港からホテルは空港発のリムジンバスを利用するつもりだったがホテルどころかソウル方面も「Finish」と案内所で言われてしまった。
バスがなければ鉄道で、と仁川国際空港鉄道(A'REX)の乗り場へ向かう途中でLINEコラボのT-Moneyカード(日本のSuicaのようなもの)を自販機で購入してソウル駅行の電車に飛び乗った。
ソウル駅に着くと在来線の運転は終了。
タクシー乗り場に行っても流しのタクシーが少なく長蛇の列は進まない&乗り場の手前でタクシーを停める人がいて埒が明かないとGoogleマップでホテルまでの経路を調べたら既に24時を過ぎていたがバスはまだ動いていた。
海外の土地勘が一切ない中でいきなりバスに乗るのは敷居が高かったが、幸いにもホテルはソウル駅から近い明洞だったのとかざせばOKのT-Moneyカードもゲットしていたのでチャレンジ。
Googleマップとにらめっこしながら、なんとか思っていたバス停まで辿り着いてホッと一安心。
西鉄ソラリアホテルソウル明洞
今回宿泊したホテルは日本人御用達の西鉄ソラリアホテルソウル明洞。
(別日に撮影した外観)
明洞という繁華街の中にあるとは言え、相場よりは高めのホテルで交通費と同じだったが(1泊2名が約1万5千円×2日)、万が一にもホテルで日本人NGを食らって寝床を失う自体だけは避けたかったので日系ホテルにした。
部屋はとてもきれいでかつ広くて満足。
トイレはTOTOの温水洗浄便座で近づくと蓋が自動的に開くタイプ。
アメニティも充実。
お風呂は日本人向けに深めのバスタブ付き。
深夜1時を回っていたが道中にあったセブンイレブンで購入したロッテのアイス。そんなに時間は経っていないはずがドロドロになっていた。
そして、韓国の国民的な飲み物のバナナ牛乳にもトライ。
日本のバナナ牛乳と変わらない、、かな。
最後に
LCCに乗るのはこれが3度目。
1度目が国内線(沖縄→成田)のバニラ・エア、2度目が(フィリピンの)国内線(マニラ⇔セブ)のエア・アジア、そして3度目の今回がLCCで初の国際線。
以前にも書いたが、国際線はその国のフラグシップキャリア(か、ナンバー2)に乗るようにしているので韓国だと大韓航空かアシアナ航空になるが、2時間という短時間であることに加えて価格が非常に魅力的だったのでついLCCを選んでしまった。
ティーウェイ航空自体が歴史の浅い航空会社であるのもあって機体はB737-800と新し目の機体を利用しており、フライト時間も東京⇔沖縄とほぼ変わらないので機内食はマストではなく、フライトの遅延もほとんど起きていないので選ばない理由はなかった。
ただ、韓国の航空会社だけあって韓国人が日本旅行をするのに都合がいいフライトスケジュールになっていて、現地空港への到着時に公共交通機関の問題は避けられないかなと。せめてあと1時間早く着いてくれれば…
次回2日目、ソウル市内観光へ続く。