【上海旅行 ep.2】上海リニア(トランスラピッド)Maglevマグレブに乗った【2019.3.30】
前回は毎度のことながら目的地の空港に着いたところで終わってしまったので、いよいよ今回からが上海旅行の本編と言いたいところだが…
今回の上海旅行について
いつもはサブブログに旅行を申し込むに至った経緯や費用などを書いていたけど、今回はあえて記事にするほどでなく旅行記中に触れたらいいかと思ったが、1本目の記事が想定以上にボリュームがあったので2本目に入れるにすることにしたが、結局記事にできる程の量になった。
※興味がなければ次の「上海浦東国際空港からMaglevに」へスキップ
航空会社
中国・上海には上海浦東国際空港(シャンハイプードン)と上海虹橋国際空港(シャンハイホンチャオ)の2つがある。
上海浦東国際空港は海側にあり空港の規模は大きいが上海市内からは少し離れている。
上海虹橋国際空港は上海市内から近いが規模はあまり大きくなく、国内線がメーンで国際線は日本、香港、マカオ、台湾、韓国に限られており、日本の成田(浦東)と羽田(虹橋)の関係と似たような関係である。
東京からは浦東行きも虹橋行きもあるが、今旅の目的の一つが本記事のタイトルでネタバレしているが上海リニアに乗る目的があったので浦東利用にした。
航空会社は日系だとJALとANAはもちろんLCCのジェットスター・ジャパンとピーチ、また中国系だと中国東方航空や中国国際航空、上海航空にLCCの春秋航空や吉祥航空が定期便を出している。
韓国(仁川・金浦)、香港、台湾を経由する便もあったが価格差はほとんどなくて東京からの直行便で3時間ほどの距離なのに乗り継ぐのもバカらしいので直行便に絞った。
そして自分の中で海外旅行のフライトは「できるだけ渡航先の国のフラッグキャリアを使う」というルールを設けており、中国のフラッグキャリアは中国国際航空だが拠点は北京国際空港。
上海浦東国際空港を拠点にしているのは中国東方航空と上海航空で中国東方航空は以前からあまりいい噂は聞かなかったが逆に怖いもの見たさで興味があった。
そして、中国東方航空に絞って一番安かったのがこれ。
往路の朝が早く復路が遅いのが気になったが自宅から40分ほどの羽田発着便なのでまぁいいかと決定。
ホテル
少し前まで「ホテルなんて寝るだけだから安いところでいい」と思っていたけど、ここ何回か4つ星クラスが続いて自分も妻もハードルが確実に上がり検索対象から3つ星以下は除外していた。
4つ星ホテルの中で目が止まったのがオークラガーデン上海(花園飯店)で立地がよく(近くの駅から徒歩5分弱)、日系ホテルだけに日本人からの口コミの評判もよく、日本語が通じる安心感から決定した。
旅費
Surprice(サプライス)さんで今旅行の申込みをした。
もしかすると耳馴染みのないサイトかもしれないが、旅行代理店大手のH.I.S.が運営しており格安に特化したサイトで海外旅行を自己手配する人には欠かせないサイトのひとつで他のサイトと同じ条件で見比べても数百円の差とかではあるが安い。
ただ、なぜか3月下旬から4月上旬は上海自体が軒並み高くてホテル+航空券+諸税で一人85,430円だった(今年から始まった国際観光旅客税1,000円もしっかりと徴収されていた)。
上海トランスラピッド、Maglevに
話を本題に戻して上海浦東国際空港に到着したところから。
イミグレを通過する前に機械でパスポートと指紋を紐付けるのだが、自分は去年中国・深センに入国する際に登録していたので登録不要だった。イミグレでは何も聞かれることなく顔写真を撮って終わりで、荷物をピックアップして到着ロビーへ。
今回上海に来るにあたって絶対に乗りたい3つの乗り物があって、その内のひとつが上海トランスラピッド(リニアモーターカー、Maglev)に乗ることであった。
料金は片道50元(約800円)だけど往復で買うと(または航空券提示で)10%引きとなることから往復で購入した。
400km/hを超えるスピードが出るはずだけどデザインが早そうには見えない…
途中駅無しで約30kmを7分20秒 or 8分10秒で結ぶ。
最高速度は431km/hだが時間帯によって300km/hまでしか上がらず、この日は最高速度を体感できなかった。
あっという間に終点の竜陽路駅に到着。
オークラガーデンホテル上海(花園飯店)
竜陽路駅から上海MTRを乗り継いで荷物を置くためにホテルへ。
上海もちょうどサクラのシーズンでサクラがお出迎え(室内以外は別日に撮影したもの)
チェックインができる1時間ほど前に着いてクロークかな?と思ったが、フロントでチェックインができるか聞くと快く手続きに応じてくれた。しかし、ネット情報では日本語で応対してくれるとあったが何も言わなかったからか、将又早くて日本語のできる人がいなかったからか英語対応だった。
部屋は日本のシティホテルでよくあるタイプ。
トイレはTOTOの温水洗浄便座。また、このホテルの水道水はろ過したもので蛇口の水をそのまま飲むことができるとのこと。
バスタブももちろんあるが海外ホテルでよくある浅いタイプ。あとシャワーの水量は十分あった。
部屋からの眺め。
最後に
上海トランスラピッドはたったの30kmで400km/hまで上げるので加速はとても早かった。しかし、同じ300km/hで走る日本の新幹線と比べると揺れや騒音は遠く及ばない感じではあったが一つのアトラクションと思って乗る分には十分乗る価値はあった。
また「リニアモーターカーってどんなもんかな?」との思いで乗ったものの日本のJR東海版リニアモーターカーはまったく仕組みが異なるので後発としての仕上がりに期待したい。
次回は早速、上海市内への観光に向かったのでその話。次回へ続く。