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今日は何を撮りに行こうかな?

SONY α Eマウントフルサイズの望遠レンズが欲しい

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早くも今年の4分の1が終わった。

去年、一昨年と物欲にまみれた生活を送り、幾度もカメラ(ボディ)やレンズを買い替えていたが今年に入ってからは、それがピタッと止んでいた。

そんな健全な冬を過ごしていたが、春になって暖かくなってきたからかな、再び物欲が…

SONY α7の望遠レンズを持っていない問題

SONYのα7(ICLE-7)を買ってから2年以上が経ち、手持ちのカメラの中では最古参のカメラとなっている。

レンズは超広角ズームレンズのSEL1635Z、35mm単焦点レンズのSEL35F28Z、55mm単焦点レンズのSEL55F18ZとすべてZEISSレンズで統一してキットレンズのSEL2870はドナドナした。

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α7はミラーレス一眼カメラ(なのにフルサイズ)であることによる携帯性の高さから旅行やスナップとして、望遠レンズを使う被写体の撮影にはCanonEOS 7D Mark IIを使っていていい感じに役割分担ができていた。

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しかし、昨年秋に何でもこの一台でイケるEOS 5D Mark IVを購入してからは、α7もEOS 7D Mark IIも出番は激減した。

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そんなわけでここ数ヶ月の旅行ではCanon EOS 5D Mark IVにEF16-35mm F4L USM/EF24-70mm F4L USM/EF70-300mm F4.5-5.6L USMで総重量約3.5kgを担いでいたわけだけど、さすがに公共交通機関を使った移動では肩への負担が半端ない。

「やっぱり旅行はα7かな…」と思った時に、これまで旅行へは超広角ズームレンズのSEL1635Zと単焦点レンズのSEL55F18Zを持っていくことが多かったが、旅行の目的が観光であればこれで十分だけど、撮影に重点を置いていると望遠も欲しくなってくるのがレンズ沼なるもの。

キヤノンEFマウントのレンズをマウントコンバータを使うのでも、AFがほとんど役に立たないだけで使えるには使える。

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けれどもこのレンズ自体が重くてマウントがもげるんじゃないかとヒヤヒヤ。

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そんなわけで(?)、SONYのEマウントフルサイズ対応の望遠レンズを探すことに。

望遠レンズを選ぶにあたって

SONYのEマウントフルサイズ対応レンズも2年前から比べればかなりラインナップが充実してきたので、ある程度条件を入れて絞ることにした。

焦点距離

『望遠』と一口に言っても、(個人的な感覚として)70~100mmの中望遠、100~300mmの望遠、300mm超の超望遠とあるが、動態撮影に強くないα7には超望遠までは不要であって、中望遠でも十分に事足りるだろうと焦点距離は70mm以上とした。

ズーム or 単焦点

レンズには焦点距離(画角)を可変のズームレンズと焦点距離が固定された単焦点レンズの2つがあるが、Eマウントフルサイズ対応のレンズは選択肢が増えたとは言っても条件設定をシビアにすればあっという間になくなってしまうので今回は単焦点レンズも含めることにした。

価格

今年は物欲が抑えられていたとは言え、それでもお高いSONYのG MASTER(ジーマスター)にまで手を出すのは気が引ける上に、α7のシステムとしては軽さに重点を置いているのもあって価格設定は15万円以下に。

候補は5本

これらの条件から抽出されたのは次の5本だった。

SONY FE 70-200mm F4 G OSS/SEL70200G

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL70200G/

FEレンズでは初の望遠ズームレンズであり、Canonではおなじみの外装が白色ベースのレンズとなっていて、SONYのレンズ群ではワンランク上のGレンズ。

このレンズの特徴は焦点距離が70-200mmで望遠端が300mmまでないのが被写体によって物足りなさを感じるかもしれないが、その分メリットもあって絞り開放F値がF4通しでズーム全域で明るさが変わらないこと、そしてインナーフォーカス&インナーズームなので前玉は回転せず、ズームによってレンズ長が変わることもない。

また、三脚座が付属しているので三脚に安定して取り付けられ、三脚が縦位置撮影に対応していなくても三脚座で代替できる。

また、最短撮影距離が1mなのも少々悔やまれる。

価格は発売(2013年)から3年以上経つもがあまり値崩れはしておらず約12~14万円。

SONY FE 70-300mm F4.5-5.6 G OSS/SEL70300G

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL70300G/

SEL70200G(70-200mm)が発売されて約2年半、待望だった(?)70-300mmのGレンズが登場。

三脚座は付属せず、レンズの外装も黒なのでSEL70200Gの後継機ではない別物(異なるコンセプト)と考えられる。絞り開放F値はF4.5-5.6とズームで明るさが変わるもので、ここはF4通しの70-200mmとF4.5-5.6の70-300mmで悩むポイントになるかと思う。また、こちらは光学性能も逆光耐性の評価は高い。

サイズは、

  • SEL70200G…80*175mm 840g(三脚座除く)
  • SEL70300G…84*143.5mm(縮長) 854g

で、幅と重さはほぼ同じだが、長さだけはインナーズームのSEL70200Gの方が30mm強長くなっている。また、どちらもフィルタ径は72mm。

価格はSEL70200Gと同じで約12~14万円。

SONY FE 85mm F1.8/SEL85F18

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL85F18/

先日発売されたばかりの85mm F1.8の単焦点レンズ。

価格は手頃な6万円前後でサイズも78*82mmの371gと望遠ズームレンズと比べれば長さと重さはほぼ半分となっていて携帯性が高い。

ただ、手ブレ補正機構が搭載されていないので、α7IIシリーズで使用するのならボディ内手ブレ補正が効くので問題ないが、α7シリーズにはそれがないので中望遠の85mmだと手ブレを考えると手持ち撮影では1/100よりシャッタースピードを落とせなくなる。

SONY FE 90mm F2.8 Macro G OSS/SEL90M28G

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL90M28G/

90mm F2.8のマクロGレンズ。

マクロレンズとは言っても一般的な中望遠単焦点レンズとしても使えるので今回候補に加えている。

90mmF2.8でこちらは手ブレ補正機構が搭載されているので、ボディに手ブレ補正機構が搭載されていないα7シリーズでも問題なく使える。

サイズは79*130.5mmで重さが602gとサイズはほぼ望遠ズームレンズで、重さは単焦点レンズと望遠ズームレンズの中間に位置する。

価格は約11~12万円。

ZEISS Batis 1.8/85

https://www.zeiss.co.jp/camera-lenses/photography/products/batis-lenses/batis-1885.html

カールツァイスの85mm F1.8の単焦点レンズ。

このレンズは有機ELディスプレイが鏡筒に搭載されていて、焦点距離被写界深度の表示が可能となっている。

高速なAF、手ブレ補正機構搭載な上にZEISSレンズとして高いクオリティでありながらも約13〜14万円で手に入ると思えばそう高くは無い気がしなくもない。

また、これまでZEISSで3本揃えてきたので、4本目もZEISSで…という思いは…ある。

番外編:SONY FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS/SEL24240

http://www.sony.jp/ichigan/products/SEL24240/

約2年前(2015年)発売のEマウントフルサイズ対応レンズとしては唯一の便利(高倍率)ズームレンズ。

24-240mmで開放F値はF3.5-6.3。

あらゆるシーンを1本のレンズ(レンズ交換なし)で乗り切りたい人向けのレンズではあるが、この手のレンズでおなじみの便利さが故に画質はそれなりに犠牲になってしまう。

α7は旅行カメラだから、24-240mmなんて便利な画角があれば何本も持ち歩かなくて済む最大のメリットがあるが、やっぱりガチャガチャレンズ交換したいが故のレンズ交換式カメラなので…

最後に

選択肢としてSIGMAのマウントコンバータ MC-11があるのでSIGMAキヤノン用DGレンズを買う選択肢もあったが、やはりシステムとして考えた時にデカくなるのが許容できず…

ちなみに、投稿時には既にお買い求めしてるので、近日中に購入編を。

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