iPhone XS Maxで撮る!中津川から新宿への鉄道旅〜5日目【2018.9.24】
下呂温泉に宿泊した翌日は帰省の最終日で東京へ戻る日。だが、金沢まで戻らずとも富山駅(北陸新幹線)や富山空港(ANA)で降ろしてもらう手もあったが、「どうせ時間はあるから安いルートで帰ろう!」といくつかの手段を帰省前に考えていた。
岐阜から東京へ、コスパのいいルートについて考える
岐阜から東京への公共交通機関は高速バスと鉄道(乗継あり)の2つがある。
高速バス
安さだけで考えれば一番は濃飛バスの高速バスで『古川・高山・平湯温泉〜新宿線』がある。
高山濃飛バスセンターからバスタ新宿までは5時間半で片道6,690円となっている。
また、一人で観光バスに乗った場合「隣に知らない人がいるのは嫌だ、気まずい」という人には+2,000円で隣の席が使える『おひとりだけシート』があるが、当然予約時に申し込まなければならない。
鉄道
下呂駅は岐阜駅⇔富山駅を結ぶ高山本線で一部は岐阜駅から先の名古屋駅まで接続している。
下呂駅→名古屋駅は特急ワイドビューひだで約1時間45分、名古屋駅→品川駅は東海道新幹線のぞみで約1時間30分。乗り換えを含めても約3時間半で東京へ戻ることができて高速バスより2時間早い、が料金は片道12,000-13,000円と決して安くない。
「そういえば、新宿発だと中央本線は甲府とか松本にも行っていたよな…」と調べて見つけたのが中央本線を使う今回のルート。
下呂温泉から中津川駅までクルマで送ってらえれば、中津川駅→塩尻駅は特急スーパービューしなので約1時間10分、塩尻駅→新宿駅は特急スーパーあずさで約2時間30分。乗り換えを含めても約4時間と名古屋経由の新幹線より30分遅く、高速バスより1時間半早い。
気になる運賃だが今回は塩尻駅→新宿駅をえきねっとのトクだ値35で買ったので、中津川駅→塩尻駅が2,840円+塩尻駅→新宿駅が4,350円で合計7,190円となり、高速バスよりワンコイン高い程度で1時間半の差は大きいと判断してこのルートを使うことにした。
中央本線・中津川駅(特急ワイドビューしなの)
中津川にて名物の栗きんとんを購入した後にホームへ。
駅から車両基地が見える。
出発待ちをしている普通列車。
特急ワイドビューしなのがホームに入線。
平日火曜日の午前中に長野へ向かう特急電車が混んでいるとは思えず自由席にしたが、これが思いの外混んでいてなんとか中津川駅で下車する人と入れ替わりで座ることができた。
この区間はJR東海のエリアにつきえきねっとで買っても安くならなかったので当日駅の券売機で購入した。
下呂から中津川まで送ってもらい、特急を乗り継いで東京(新宿)へ戻ることに。まずは #特急しなの #特急ワイドビューしなの 長野行き
中央本線・塩尻駅(特急スーパーあずさ)
塩尻駅で乗り継ぎ時間を使ってえきねっとで購入済みのきっぷを発券すべく一度改札を出て発券だけして再入場。
特急列車は2列+2列でABCDしかないのでいつもの1号車1番E席(一番いい席)ではなく1号車1番D席。
昨年12月に投入されたばかりのE353系。
ホームへの入線を撮りたくて最後尾の位置にまで来ていて、先頭車両へは停車時間中に戻れないことから車内を通って端から端まで移動した。
きっぷの発券に気を取られていて駅弁を買い忘れていたが幸いにも車内販売のラインナップに駅弁があった。いくつか種類があったので販売員さんにオススメ(売れ筋)を尋ねてみた結果、イイダヤ軒さんの櫓膳を購入した。
車内販売だから価格が上乗せされているかと思いきや定価の1,080円。そして、このクオリティには大満足だった。
あわよくば富士山が見えるかと進行方向右側の窓側席を取っていたが、雨模様でまったく撮れなかった。
塩尻から新宿へ。昨年12月にデビューしたばかりの #スーパーあずさ #e353系 に乗車
中央本線・新宿駅(特急スーパーあずさ)
約2時間半の乗車を経て新宿駅に到着。この時間のスーパーあずさはそこまで混んでおらず、隣席もずっと空いていて快適だった。
最後に
実は帰省初日に一つミスを犯していた。
それは『えきねっとで登録したクレジットカードを自宅に置き忘れた』というもの。
普段あまり財布の中身を入れ替えることはないが今年始めにメインのクレジットカードをREX CARDからdカードゴールドに切り替え、しばらくはREX CARDも財布に入れていたが同じVISAだし他のカードを入れたかったので最近になって財布から抜いた。
往路の最寄り駅(新川崎駅)で時間があったので「えきねっとで予約したスーパーあずさのきっぷを発券しておこう」と発券用の端末にdカードゴールドを入れるも「予約はありません」の表示が出て以前に財布から抜いて自宅にあるREX CARDを紐付けていたことに気が付いた。
ダメ元で駅員さんに「えきねっとで登録したクレジットカードを家に忘れてきたんですが、なんとかなりませんか?」と聞いたが「クレジットカードと予約情報が紐付いているのでどうにもなりませんね。えきねっと特典で買っているなら今の予約を払い戻してから登録しているクレジットカードを解除し、お手持ちのカードで再登録した後にもう一度購入していただくことになります」とのこと。
えきねっと(JR東日本)|JR券申込 ご利用ガイド>予約の確認・変更・払戻方法>予約が不要になった
最寄り駅とはいえ家に戻るのも手間な上に払戻手数料は310円と安かったので、家には戻らずそのまま東京駅へと向かってその道すがら一通りの手続きを終えた(北陸新幹線んお予約はスーパーモバトクで買っていてスマホと紐付いていたので事なきを得た)。
さて、iPhone XS Maxで撮る!シリーズの帰省編はこれで終わり。総評としてはiPhone XS MaxのカメラはiPhone 6s Plusと比べて明らかに進化しているし、何も考えずにシャッターを押しても十分に撮れてしまう。
まだ、撮影後に風景だとビビッドにしたり、雨のシーンでは冷たいのプリセットを使うとより雰囲気が増す。
総額で15万円は決して安くないが、このクオリティを知ってしまうと買ってよかったと思える。