【上海旅行 ep.5】中国の高速鉄道CRHに乗った。滬寧高速鉄路 和諧号(上海駅から無錫駅)【2019.3.31】
今旅では絶対に乗りたい3つの乗り物があるとマグレブの記事で書いたが、今回はその2つ目となる中国の高速鉄道CRH(中国鉄路高速、China Railway Highspeed)に乗った。
上海駅(上海站)
2日目の朝一番でCRHに乗るために上海駅へ。
チケットは入手しておらず日本の新幹線なら駅のチケット売り場(みどりの窓口)に行けばいいが、上海駅の中には外国人の利用ができるチケット売り場はなくて駅から離れた別のビルになる。
チケットの自動販売機の利用は外国人は不可なので横の有人カウンターに並んで購入する。有人カウンターだと気が引けるかもしれないがパスポートと次の情報を書いた紙を一緒に渡せば会話はほぼゼロでチケットが購入できる。
- 目的地(駅名)
- 乗車予定時間
- 座席クラス
- 人数
この日は上海→無錫→蘇州→上海と移動するつもりだったので上海から無錫までを購入した。
料金は無錫駅まで乗車時間約40分で59.5人民元(≒1000円)と日本の新幹線だと上野から高崎(4720円)に相当するが料金は4分の1以下でとても安い…が、これが後に問題となる。
駅の入口でチケットとパスポートを見せ手荷物検査を受けてようやく駅の中へ。
駅の中には売店がいくつもあるが大手のコンビニは入っていなかった。
上海駅ホームと和諧号
定刻15分前になるとようやくホームへ降りられる。
ホームはヨーロッパの駅のように屋根が高くて開放的。
隣のホームから先に出発した車両を撮影。
乗車するのは2014年に登場したばかりのCRH380D。
定刻通りに出発。
高速鉄道CRH(中国版新幹線)に乗車して上海から #無錫 へ #高速鉄道 #高速鉄道の旅
滬寧高速鉄路 和諧号 G7008(上海駅→無錫駅)
ぐんぐんスピードを上げて260km/hを突破。
中国の高速鉄道と日本の新幹線は過去に色々とあったことは承知しているが、それはそうと最新のCRHに乗ってみて思ったのはとても静かで揺れは少なく日本の新幹線並みに乗り心地がとてもよくてビックリした。
上海駅の売店で購入した桃ジュースとデニッシュ生地のカレーパン。意外にも桃ジュースもカレーパンも美味しかった。
無錫駅(无锡站)
上海駅から約40分で無錫駅に到着した。
流し撮り。
乗ってきた車両は南京へ向かって走り去っていった。
最後に
ちょくちょく海外で高速鉄道に乗っているが、台湾と高雄を往復するのに乗った台湾新幹線は日本メーカーが700系の新幹線をベースにしているので乗り心地は当然よかったし、対してスイスからフランスへ行くのに乗ったTGVはお世辞にも乗り心地はいいとは言えなかった。
次に気になっていたのが中国の高速鉄道CRHであったが日本にいるとあまりいい話は聞かないが、百聞は一見にしかずということで上海に行くからには乗らずにはいられなかった。
結果としては時間には正確だし、乗り心地もいいし、乗客がうるさいなんて話もあったけど二等席でも十分静かで、価格は新幹線の1/4程度と中国版新幹線(笑)とは言えないと強く感じた(ちなみ「CRH380Dは中国製ではなくドイツのボンバルディア製だが)。
さて、次回は無錫に着いてからの話し。