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今日は何を撮りに行こうかな?

【お題】Manflotto BeFree カーボンファイバー三脚で今年はたくさん撮りたい【購入編】

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今週のお題「2017年にやりたいこと」

それは、誕生日プレゼントにもらったManfrotto BeFreeカーボンファイバー三脚で今年はたくさん撮りたい

三脚の重要さはわかる、が…

カメラにハマる数年前までの三脚のイメージは「記念撮影などで撮ってもらう人がいない時に使うやつでしょ。いらない、いらない」だった。

しかし、ここ数年で多くの写真に触れるようになって「これってどうやって撮ってるんだろ?」って写真は三脚が用いられていることが多く三脚の重要さを知った。

三脚の最大のデメリットは『重い』

三脚の重要さを感じてからは「いつも持ち歩いていたい」気持ちはあるが、三脚は、、重たい。

三脚の重量は『耐荷重量』(三脚が耐えられる重さの限界)と『全伸高』(三脚を伸ばして広げた状態の高さ)にほぼ比例するので、コンデジで使うなら1kg弱のものも多いが、一眼レフのボディと望遠レンズで合わせて2kgにもなれば三脚も同じがそれ以上の重さになることが多い。

また、三脚は小型なものでも2Lペットボトルくらいのサイズがあって(卓上三脚は除く)、カメラバッグでも三脚の携帯が想定されていないものが多く、専用の三脚バッグに入れて持ち歩くことになるので荷物が増える。

その為、公共交通機関を利用していて一眼レフ+レンズ数本をカメラバックに入れ、まったく使わないかもしれない三脚をわざわざ持ち歩くのは億劫になりがち。

結果、花火大会や夜景などの予め三脚を使うことがわかっている撮影以外では出番がなく、一年を通しても三脚を外で使う回数は片手で足りる程度しかない(室内でブツ撮りに使うことはそれなりにある)。

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一眼レフでも使える三脚が欲しい!

あまり使っていなかったなりにも三脚は既に3本ある。

これまでの三脚歴

最初に買ったのが手軽に持ち歩けるManfrotto ミニ三脚 PIXI(約2,500円)。

ミニ三脚では花火撮影すら厳しいので、この次に買ったのがミラーレス用のManfrotto COMPACT Action(約5,500円)。

この後に機内持ち込みできるスーツケースに入る三脚が欲しいとコンデジ用にVelbon 卓上三脚 EX-Macro(約2,500円)。

この中で一番耐荷重量があるのがミラーレス用に買ったManflotto Manfrotto COMPACT Actionだが耐荷重量は1.5kgしかなく、α7+バッテリーグリップ+超広角レンズSEL1635Zが限界で、一眼レフだとEOS 5D Mark IVに標準ズームレンズのEF24-70mm F4L IS USMが耐荷重量のギリギリ。

一眼レフ+望遠ズームレンズで三脚を使いたい

一昨年購入したEOS 7D Mark IIは動体撮影(手持ち)が多く三脚の必要性を感じなかったが、EOS 5D Mark IVを使うようになって一眼レフで風景や夜景、イルミネーションなどを撮影する機会が増えて三脚を使いたいと思う場面が増えてきた。

しかし、EOS 5D Mark IVはボディが890gに手持ちで一番重いEF70-300mm F4-5.6L IS USMが1050gで約2kgとなって耐荷重量オーバー。

耐荷重量の大きい三脚が欲しいが、重たくデカい三脚は嫌だ。

そんなジレンマを解消してくれるのが『Manfrotto BeFree カーボンファイバー三脚』だった。

Manfrotto BeFree カーボンファイバー三脚を選んだワケ

先に断っておくと、自分はManfrotto(イタリア)が好きで贔屓目に見ている部分があるので、あまりSLIKやVelbonの製品と真面目に比較をしておらず、量販店でManfrottoのコーナーで「どれがいいかな?」と選んでいる。

そんなわけで、あくまでもManfrotto BeFree カーボンファイバー三脚に決めた理由は次の通り。

  1. 耐荷重量 4kgに対して、重量 1.1kgと軽量であること
  2. カーボン製であること(軽いはもちろん、熱伝導性が低い)
  3. 自由雲台であり取り外し(付け替え)可能であること
  4. 格納高(縮長) 40cmで機内持ち込みできる
  5. デザインが三脚としては攻めている(?)感じ

あとは、ユーチューバーのジェットダイスケさんのYouTube動画が参考になるのでこちらを。


人気の「Befree」ついにカーボン化!より軽量なマンフロット・トラベル三脚「MKBFRC4-BH」Manfrotto BeFree Travel Carbon Fiber Tripod

カーボン三脚とアルミニウム三脚、300g10,000円は高い?安い?

カーボンについての説明は必要ないと思うが、とても頑丈で軽いことからテニスのラケットや自動車のボディ、飛行機の主翼や胴体などに使われている素材。

こと三脚においては、アルミ製が大半を占める中でカーボン製は少なくその理由の一つにカーボンが高価であることがあげられる。

一例として今回購入したMKBFRC4-BHとほぼ同じスペックのアルミニウムのモデルMKBFRA4-BHで比較してみると、耐荷重量や全伸高、パイプ径、縮長はほぼ同じなのに対して、本体重量は前者の方が300g軽く、価格は前者が28,000円、後者が18,000円と10,000円の差がある。

「300gで10,000円かぁ…」と一瞬迷ったが、「300gあれば単焦点レンズ1本を余分に持っていける」こと、そして「なぜ三脚を持ち歩かないか」を改めて思い返し(あと、今回は誕生日プレゼントとして嫁が買ってくれるそうだから)、前者のカーボンのモデルを購入した。

超簡単レビュー

上がこれまで使っていたManfrotto COMPACT Actionで、その下が今回購入したManrotto BeFree カーボン。全伸高が前者の方が高いのもあるが、格納高は後者の方が短い。あと、バッグ自体の質も後者の方が良い。

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Manfrotto BeFree カーボンはカメラを固定する雲台が脚の中に収まるようにして格納するのでケースから取り出して見比べるとよりコンパクトさがうかがえる。

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取り回しが特殊で脚を180度動かして使うことになるので、このようなロック機構がある。

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Velbon EX-Macroの時に「使いにくい」と言っていた三脚穴は手で回せるタイプ。

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今回の購入するポイントであった耐荷重量4kgはEOS 5D Mark IVに望遠レンズを付けても問題なし。

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L字プレートを使わなくても縦位置撮影ができる。

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最後に

去年の目標だった【日の出撮影】は早いうちに1度やってそれで達成した気になってしまったので、今回はもう少し長めに継続してチャレンジし続けられるようなテーマとして【三脚を使った撮影】とすることにした。

長時間露光、タイムラプス、軌跡撮影など新しい撮影方法にチャレンジしていきたい。

さて、この三脚は昨年横浜のビックカメラで購入したその足で絶好の夜景・イルミネーションスポットの『みなとみらい』へ向かったり、年末に2016年最後のスカイツリーを撮りに行ったりしてこの三脚を使って撮影したデータがあるが、、いつも通り購入編が長くなってしまったので使用編は次回に続く。

でも、、せっかくなので定番の1枚だけ。どうぞ。

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