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今日は何を撮りに行こうかな?

【台湾旅行記】No.5 モバイル通信は?(端末編)

第5回目は第4回目の「モバイル通信は?(SIMカード編)」に引き続き、「モバイル通信は?(端末編)」の話し。

使用方法
≪iPhone4 SIMロックフリー版(香港版) カードタイプ:microSIM≫
これは一番簡単。
SIMトレイをピン(クリップ等でも代用可)で取り出して差し替え、PINロックを解除(0000)で完了する。
iPhoneでは(中華電信のプロファイルがあるのか)SIMカードを挿すだけで自動的に設定されて、ネットワークに接続できる。
また、SIMロックフリー版のiPhoneでMVNOのドコモSIMを使うとアンテナピクトが立たないが、中華電信では立って変動していた。

▼アンテナピクトとキャリア表示(参考)

NTT東日本フレッツ光ポータブル(PWR-Q200) カードタイプ:SIM≫
NTT東日本のフレッツ利用者に315円/月でレンタルしているPWR-Q200。
あまり知られてないかもしれないが、SIMロックフリーで海外キャリアや日本のイーモバイルも設定すれば使える。
購入時にアクティベートをしてもらっていたので、SIMカードを挿してルータにログイン(デフォルトは [ 192.168.11.1 ] ?)して手動でAPN設定をする。
これも、難しいことはない。
1.プロファイルの新規作成(名前は任意)
2.APN:internet
3.PINコード:0000
4.設定を押す
3G接続されて1〜2分待てば接続されるはず。

今回はホテル内の有線LANを無線化する為に本機を持って行っており、SIMカードは後々iPhoneに挿すつもりでいた為、microSIMを買ってSIMタイプへのアダプタを使ったが、これでも問題なく使えた。
(国内でもIIJ mioのサービスでmicroSIMをSIMタイプにするアダプタを使い回せた)

参考:光ポータブル 「PWR-Q200」 http://web116.jp/shop/hikari_p/q200/q200_02.html


iPhone4Sソフトバンク版) カードタイプ:microSIM≫
これが一番面倒だった。
ソフトバンクの新しいiPadは国内キャリアのSIMロックなので海外では普通に使えるが、iPhoneは海外キャリアもロックしてる。
その為、使っているSIMカードを偽装するキット(通称:下駄)をヤフオクで買い無理やり使う方法を取った。
(価格は1500〜5000円くらいまで様々。偽物だと上手く使えないこともあるので注意)
▼下駄の参考(http://www.ipad2iphone5.com/gpp-sim-unlock-att-kddi-and-softbank-iphone-4s

偽装とは、例えば中華電信のSIMカードを挿すと、端末ではネットワークもキャリアも「Chunghwa Telecom」となってしまう。
しかし、下駄を履かせる(偽装するキットを使う)と、ネットワークは「Chunghwa Telecom」でキャリアは「ソフトバンク」になる実質ローミングしている状態となる。
前回の「モバイル通信は?(SIMカード編)」で書いたが、日本のキャリアは国際ローミングとして1日上限3,000円でローミングサービスを提供している。
このサービスの仕組みを利用する事で、端末的には下駄を履かせることでこれと同様の状態になる。
iPhone4S ソフトバンク版で下駄を履かせてのローミング

当然だが、この状態にしていてはソフトバンクEメール(@i.softbank.ne.jp)は受けられるが、MMSやSMSは受信できない(Apple IDでメッセージの送受信は可なので、お互いiOS5以上であれば使える)。
加えて、この方法はユーザの自己責任となるので、注意して欲しい(不安であればキャリアの提供しているローミングを利用して欲しい)。