【お題】銘玉『タムキュー』のF004(TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD)を買った【購入編】
今週のお題「セールの戦利品」
アマゾンプライムデーの戦利品は先週もう一つのブログの方でやった。
なので今週のお題としては、その中で一番おトクだった TAMRON SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(F004) を買った話をしよう。
紫陽花を撮っていたらマクロレンズが欲しくなった
超広角/標準/望遠ズームレンズと一般的に必要な焦点距離をカバーするレンズを揃え、よく使う焦点距離の単焦点レンズも買って、システムとしては形になってきたのと同時に物欲も落ち着いていた。
しかし先日、Canon EF24-70mm F4L IS USMのマクロモードで紫陽花を撮っていてふと「ちゃんとしたマクロレンズって持ってないな…」と気付いた。
同レンズが最大撮影倍率0.7倍でマクロレンズの1倍には少し足りないが、それでも十分な気もしたが一度欲しくなると途端に物欲の火が燃え上がる自分には、この衝動を抑えきれなかった。
EFマウントのマクロレンズの選択肢は意外と少ない!?
マクロレンズを買うにあたっては、
の条件となり、ヒットしたのは次の4つ。
- キヤノン EF100mm F2.8L マクロ IS USM 約9万円
- タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F017) 約7万円
- タムロン SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD (Model F004) 約4万5千円
- シグマ MACRO 105mm F2.8 EX DG OS HSM 約6万円
タムロン F004を買うことに決めた理由
既に購入して手元に届いている状態でスペックやコスパを上げてあーだこーだ言っても説得力は皆無なので、候補となっていた4本の中から最終的に「F004でも良いかな」と思ってポチッた理由を書いてみる。
価格
価格が一番高いキヤノン純正が9万円、対してF004はプライムデーで4万円を切っていて倍以上の価格差があった。9万円で赤ハチマキのレンズが買えるなら安い気もするけど、マクロレンズ自体が最初は珍しくて持ち歩いても、90mm×1.6(APS-C)一本でのスナップは画角の狭さから出番が限られてくる可能性が高く、高価なレンズにする必要はないかな、と。
シグマは次期モデル待ち?
シグマのマクロレンズはArt/Contemporary/Sportsのラインナップになる以前のモデルしかなく、マウントコンバータMC-11に対応していない。また、ズームレンズならリングの回転方向の問題もあってEFマウントのレンズはキヤノンとシグマだったが、単焦点マクロだとズームリングはなくて、シグマを選ぶ理由が特に見当たらない。
Artでのマクロレンズ登場に期待…か。
タムキューの新モデル(F017)と旧モデル(F004)
タムロンの90mmマクロレンズ『タムキュー』は今年新モデルのF017が発売したが、旧モデルのF004が2012年に出ており、わずか3年でモデルチェンジとなっている。
しかし、新モデルと旧モデルの差はほとんどなく、
- フィルタ径→ 新:58mm、旧:62mm
- 防水性能→ 新:防塵防滴、旧:簡易防滴仕様
- 手ブレ補正機構はシフトブレに対応
- 外装デザインの変更
以上が主な変更点であって、F004に何かしらの問題があったと言うより、昨年から順次投入されている新SPシリーズに定評のある90mmも追加したかったから…?
まとめ
以上から、旧モデルF004は新モデルF017の登場によって型落ちとなったが、基本性能においては差がほとんどないのでコスパ重視の人には旧モデルのF004はとても良いレンズだと思う。
ただ、自分の場合はF004がタイムセールで4万円を切ってF017との価格差が3万円近くあったので決心がついたが、これが2万円だったら新モデルを選んでいた…かも?
レンズの外観、7D Mark IIに装着、他
毎度恒例だけどレンズを買ったのでポータブル写真スタジオ『Foldio2』を使って撮った。
レンズとフード
横に倒した…だけ
スイッチは上から、フォーカスリミッター、AF/MF、手ぶれ補正(VC)の以上3つ
MADE IN VIETNAM
Canon EOS 7D Mark IIに装着(フードなし)
Canon EOS 7D Mark IIに装着(フードあり)
望遠ズームレンズのCanon EF70-300mm F4-5.6L IS USMより小さく、標準ズームレンズのCanon EF24-70mm F4L IS USMより大きい
最後に
この3連休に早速使ってみたけど、やっぱり35mm換算150mm(90mmの1.6倍)の単焦点レンズと考えるとスナップとして使うのは難しい。
かなり離れてようやくフレームに収まる。
逆に動物や鳥を撮るにはいい距離感?
どうしても花を撮りたくて花屋で小さなブーケを購入…
それでは、そこそこ撮れたところでまた次回(撮影編)。