SIGMA MC-11を使ってα7にSIGMAやキヤノンのレンズを取り付けてみた
過去2回の記事で購入宣言をしてきたSIGMAのマウントアダプタMC-11が届いたので、早速SONY α7にSIGMAやキヤノンのレンズを取り付けてみた。
室内で撮ってみたレベルのかなーり緩い感想になっているけど…
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM
このレンズを使いたいがために、このマウントアダプタを買ったと言っても過言ではない。
MC-11対応レンズが装着されるとアダプタ側面のLEDが緑色に光る。
DCレンズ(APS-C専用)を装着するとα7のオートクロップ機能(APS-Cサイズ撮影:画素数をα7だと12Mに落とす)が自動的にオンとなる。ただ、このレンズに限っては絞ればフルサイズでも使えるとの情報を以前に見かけたのであえてこのモードをオフにして試してみた。
絞り開放だと四隅がケラれている。
次はF1.8…とやるのが理想的だけどメンドウだったので、一気にF8まで絞った。
F6.3くらいでケラレは気にならなくなり、F8でほぼ無くなるかな、と。
AFの合焦スピードは1秒前後とソニー純正レンズほどではないが、非純正であることを考慮すればよく出来ていると思う。
ただ、望遠レンズ(SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSMとか)の場合に、用途的に合焦まで1秒ってのは致命的…かも?
Canon純正レンズ全般の使用感
注目していたキヤノン純正レンズだが、
- 装着はEFマウントなので問題なし
- 絞りも問題なし(F90まで表示されるが)
- AFは合焦まで3〜4秒、暗いとピントを外すことが多い?
と、風景や植物など被写体に動きがないならまだしも、飛行機や鉄道はかなり厳しく、ポートレートではモデルの人をイラつかせるレベル…かも。
あくまでも室内で試した感想なので、もしかすると光量が十分にある日中だと結果は変わってくるかもしれないけど、現時点ではMFで合わせた方が早い…かも?
Canon EF50mm F1.8 STM
Canon EF24-70mm F4L IS USM
Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM
キヤノン純正レンズは当初よりMC-11非対応だから、AFが遅いなんて贅沢を言うのはお門違いで、絞りとAFが動いてくれたことだけでも儲けモンだ、と思っている。
最後に
この他、高倍率(便利)ズームレンズのSIGMA 18-200mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSMと超広角レンズのSIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMもある。
前者は対応レンズなのでSIGMA 30mm F1.4 DC HSM同様に問題なく使用できるが、AFの迷いが大きかった気が…
後者については、非対応レンズなのでキヤノン純正レンズとほぼ同じだが、APS-C専用なのでオートクロップ機能を使う場合には自分で設定を切り替えなければならない。
SIGMAのEFマウントレンズが充実していてα7シリーズを持っている人であれば、Eマウントシステムが強化されるので買いだと思うけど、このマウントアダプタに期待してSIGMAのEFマウントを揃えるのはあまりオススメはできないかな…
以上、今回はあくまでも動作確認レベルの感想で、屋外で使用した感想は別途やる…つもり。