新しいレンズが欲しくて、レンズ2本を売ってきた
前の日曜日にレンズ2本と別れを告げてきた。
これと、
これ。
マップカメラさんのワンプライス買取でどちらも満額で買い取っていただけた。感謝。
さよならしたレンズとその理由
さよならした一番の理由は『新しいレンズが欲しくなって、そのため資金を工面する為』だけど、それ他にもこの2本を選んだ理由がある。
1本目:SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM
標準域のズームレンズSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMを売った理由は、Canon EF24-70mm F4L IS USMを買って画角が被ってしまったから。
そして、買う前から危惧していた部分であった、広角端がF2.8で望遠端はF4とズームをすることで明るさが変わることもまた…
Lightroomでは撮影画像のメタデータよりレンズ別に画像を抽出でき、レンズ情報の横には撮った画像の枚数が表示されたのが…
600枚
あくまでもLightroom内の枚数なのでシャッター数とは異なるが、それにしても少ない。
唯一の救いは、このレンズは中古でキャンペーンを適用してオトクに買えていたので購入価格と買取価格での差額は1000〜2000円とそんなに損はしていなかったことかな。
2本目:SIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSM
もう1本はこの超広角ズームレンズSIGMA 10-20mm F3.5 EX DC HSMで、購入してからほぼ半年と本当に短い期間だった。以前のレビューにも書いていた『広角端で超広角レンズ特有の収差などの問題がF8まで絞っても大きく出ること』が。
(上の画像でも表示されていたけど)このレンズで撮った枚数は…
285枚
うーん、、画角がSEL1635Z(16-35mm/F4)と被っているのもネックだった。
超広角レンズを使う機会の多くは旅行などの風景撮りがメインの時で、旅行にEOS 7D Mark II+10-20mm F3.5 EX DC HSMの約1.5kgとα7+SEL1635Zの約1kgでは、ミラーレス(コンパクト・軽量)・フルサイズ・USB充電のα7を選ばないわけがない。
こうなる可能性は購入前から予想できていたけど、まさか300枚にも満たずに売ってしまうことになったのは想定外だった。そして、新品購入しているので買取額との差額は10,000円以上…
新しく欲しいレンズ
2本を生け贄にしてまで欲しいレンズは何だったかというと…
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM だ。
…って、、
- EOS 7D Mark IIで超広角レンズは出番がないって言ってたじゃん!
- ズームして明るさの変わるレンズ嫌だって言ったじゃん!
- 前に超広角レンズを検討していた時はすぐ候補から外してたじゃん!
うん、どれも正しい!みんな正解!大正解!
でも、これが欲しかったんだ。
売ってしまう時までは…
SIGMA 10-20mm F3.5 DC HSMから得た教訓
SIGMA 10-20mm F3.5 DC HSMから得た教訓は『35mm換算で16-32mm(キヤノンAPS-Cは1.6倍)だと、SEL1635Zと画角が非常に似通って、わざわざ同じ画角なのに7D2を持って行かなくてもα7で…と思ってα7に逃げてしまうこと』こと。
しかし、SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMは、広角端8mm(換算約12mm)なので差別化ができるのかなとの思いと、8mmのパースペクィブは見るものを虜にする魅力から。
[PY] フォトヨドバシ SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM [NF] インプレッション | photo.yodobashi.com |
まぁ、フォトヨドバシを見ればキットレンズの標準ズームだって神レンズに見えるんだけどねぇ…
在庫がないことでクールダウン
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMは魚眼レンズのようにレンズが飛び出ているので、レンズフィルタの装用は不可となりC-PLフィルタやNDフィルタも使えない。それにF通しのレンズではなくF4.5-5.6と暗めで、手ブレ補正もなく、APS-C専用、そして近日発売予定のSIGMAマウントアダプタMC-11も使えない。
それでも、SIGMA 10-20mm F3.5 DC HSMを手放すからには、EFマウントの超広角レンズの席が空いているのですぐに買うつもりだったのが運悪く(運よく?)店内の在庫が切れていた。
そして、平日5日間を過ごして間が空いてしまうと、SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMを買う意欲はだんだんと衰えてきて、他のレンズも検討の余地はあるんじゃないかと考えるようになった。
根底にはどうしても『EFマウントのAPS-C用に超広角レンズが必要か否か』がある。
次に欲しいレンズたち
キヤノン EFマウント
欲しいものを挙げだすとキリがないが、その中でも厳選するとEFマウントではこれらが候補。
- SIGMA 50-100mm F1.8 DC HSM(Art)
- SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM(Comtemporary)
- TAMRON SP 85mm F/1.8 Di VC USD (Model F016)
SIGMAのレンズはいずれもマウントアダプタMC-11購入を前提にしていて、α7でも7D2でも両方使えるレンズは買う価値があるんじゃないかなって。TAMRONの85mm/F1.8は中望遠域が弱いから強化したいのと、CP+ 2016でサンプルやトークショーを見て…
SONY EマウントFEレンズ
EマウントFEレンズではSONYが一昨日くらいに海外で発表した2本。
まだ気になるレベルなので、50mm F1.8を買っても35mm/F2.8(SEL35F28Z)を使いそうだし、望遠ズームレンズはついにFEレンズで300mmの望遠端だけどこれを買うとSIGMAのマウントアダプタMC-11で使いたいレンズがなくなってしまうから、あくまでも検討レベルだなぁ…
SIGMAから85mm/F1.8でマクロ付きのArtレンズでも出てくれれば間違いなく買いだけど…中望遠域が欲しい。
最後に
結局、どれにしようか決められずじまいのまま『最後に』がやってきた。
超広角レンズは旅行で必ず持って行くレンズなだけに、SONY EマウントでもCanon EFマウントでもとりあえず持っていたいレンズである。
APS-Cに望遠レンズを付けると1.6倍になり鬼に金棒となるけど、逆にフルサイズ用の超広角レンズを付けたら標準域となってしまうので、選択肢としては『APS-C専用の超広角レンズ』となる。
事実、SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMはフルサイズのSIGMA 12-24mm F4.5-5.6IIDG HSMよりも評判はいいようだから、とりあえず買ってみてもいいかなぁ…中古があれば飛び付いても気に入らなければまた手放せば懐がそんなに傷まなくて済むんだけど…