鎌倉のあじさい寺(明月院)で紫陽花を撮ってきた【2016.6.25】
今年も紫陽花のシーズンがやってきた。
紫陽花はバラやチューリップのように狙って撮りに出掛けなくてもその辺を歩いていれば撮れるのだけど、「それでもせっかくだから名所で撮りたい」と思って鎌倉の明月院(別名あじさい寺)へ行ってきた。
明月院へはJR北鎌倉駅で下車。線路と並行して歩いていると、東海道線・横須賀線が横を通るので思わずシャッターを切る。予想外の鉄分補給となった。
JR北鎌倉駅から徒歩10分程度で明月院へ到着。
境内に入ってすぐ左手には北条時頼公のお墓。
鎌倉十井の一つがここ明月院にある。
鎌倉十井(かまくらじっせい)とは、鎌倉の観光名所とされた良質な水が湧いたり、伝説が残ったりしている井戸である。江戸時代に新編鎌倉志で選定された。
枯山水の波紋…と言いたい所だけど、構図がイマイチだった。
いきなり紫陽花とは関係ないネタから始まったが、ここからが本題。
明月院は別名があじさい寺だけあって、そこかしこに紫陽花が咲いている。
紫陽花は露出アンダーで艶っぽく撮ってもいいし、
露出オーバーで撮ってもおもしろい。
紫陽花の中に蜂がいたので、マクロモードに切り替えてみる。
井戸の上に置いてある(生けてある?)のも風情があってよかった。
水に浮く紫陽花もまた乙なもの。
鳩さんにも遭遇。焦点距離70mm×1.6の絶妙な距離感。
ガクアジサイは「手前だけ花びらが5枚で他は4枚…」と、現像中に気付く。なんでだろ??
あじさい寺と呼ばれているだけあって、人、人、人でかなり混んでいた。
『明月院 紫陽花』で画像検索すると階段の両サイドに紫陽花が咲いている画像が大量にヒットするけど、完全にスタートが出遅れていたので断念。
明月院で一通り撮ってもまだ時間があったので、鎌倉まで徒歩移動。
途中、長寿寺があり週末限定公開中ではあったが中には入らず外から一枚…
明月院から小町通りへは建長寺の前を通って行くのが恐らく一般的だろうけど、今回はあえて鎌倉七口の一つ、亀ヶ谷坂を通ることにした。
すると、偶然にもグラデーションが掛かったいい感じの紫陽花を発見!
この日は「北鎌倉駅周辺でお昼を食べればいいや」と思って来たが、どこも混んでいた上に入りたいお店も見つからず、おやつの時間が迫っていた。
「(小町通りで何食べよ…)」と思って歩いていていたらお茶屋さんがあって、思わず立ち寄りクリーム白玉あずきをいただく。
もちろん、クリーム白玉あずきは美味しかったけど、隣で食べていたラーメンもまた美味しそうだった…
以上。
今回もカメラはCanon EOS 7D Mark IIに、レンズはCanon EF24-70mm F4L IS USM。
35mm換算で約40-110mmとなって風景にはあまり向かないけど、植物とか食べ物にはちょうどいい画角かもしれない。