新婚旅行の記録<5日目 その1>ヨーロッパ中で一番高い駅のあるユングフラウヨッホへ
前日にスイスへ入ったのは、早朝からヨーロッパで最も高い山『ユングフラウヨッホ』に上るためだ。
ユングフラウヨッホ
ユングフラウヨッホはあまり耳馴染みがないかもしれないが、日本人ならだれでも知っているであろうアニメ「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったのがここ。
ユングフラウヨッホの標高は富士山よりも高い3,466mの山だが、3,454mのところに駅があり、この駅がヨーロッパの中で一番高い駅【Top of Europe】としている。
この日も朝早くからバス移動で、ラウターブルンネンよりユングフラウ鉄道に乗車する。
ここには近隣国のC国やK国の言語表記はなく、日本語だけというちょっと珍しい。
朝早いからか人はほとんどいない。
カメラのピクチャエフェクト「ミニチュア」を使って撮影。
思いのほか、きれいにおさまってる。
今回乗車したのは、このラッピングされたタイプ。
少しずつ日が昇ってきた。
そんなに本数は多くないものの、途中何度かすれ違うことも。
ユングフラウ鉄道の窓は自由に開閉できるので、ガラス越しの撮影での反射を気にしなくていい。
ユングフラウ鉄道の車窓から。
ユングフラウヨッホ駅まではクライネシャイデックで一度乗り換えが必要となる。
必ずこの駅を通ることから、現地のカメラマン(写真屋)がセント・バーナードを連れてやってくる。
鉄道を乗り換えて更に山を登っていく。
ユングフラウヨッホ駅までの間に2ヶ所ほど景色を楽しむ為の駅、アイガーヴァント駅、アイスメーア駅がありここでは5分前後停車し展望台から氷河を眺めることができる。
そしてついに、ユングフラウヨッホ駅に到着!
隣接している展望台に。
この日の最低気温はマイナス21度、現在がマイナス9度とかなり寒い。
展望台の中にはこのような360度ビューの映像を流していたり、
氷の彫刻があったり、氷の床の部屋があったり、いくつかのコーナーがある。
ドーン!!
雲ひとつ無い空!素晴らしい!
これだけ天気が良い日っていのも珍しいとか。
iPhoneでパノラマ撮影もやってみた。
富士山を上るとなると自分の足で上がるしか無いが、ここなら鉄道で楽々!…とは言え、寒い!寒さに強い方だとは言え寒い!風もかなり強くて超寒い!!
よく見慣れたポストが!
どうやら富士山五合目簡易郵便局と姉妹提携をしているらしく、このポストももちろん使えるがこの向かいにある黄色の郵便ポストに入れた方が収集の回数が多いらしく早く着くらしい。
せっかくなので、売店で売っている絵葉書と切手を買って実家に送ってみたら、帰国する前には届いていた模様。
そして、1時間ちょっと過ごした所で下りることに。
クライネシャイデックのレストランでアルペンマカロニをいただく。
添えられているリンゴジャムはマカロニにつけるよりも、パンに付けたが方が全然美味しい!
今更だがこの鉄道の注目すべき点は、線路の間にギザギザのついた第3の線路があり、雨の日も雪の日も急勾配を登るために、この線路と車体をかませて走っている。
帰りはクライネ・シャイデック側に下りる。
帰りももちろん窓が開閉するのだが、もう十分撮れていたので実際はあまり撮っておらず、寧ろ途中疲れて寝ていた。
グリンデルワルト駅に到着。
ここでも標高は1,000m以上あるにもかかわらず、雪はほとんど見当たらない。
そして、暑い。多分20度は超えていた。
早足だったがユングフラウヨッホはこんな感じ。
超広角レンズがとても活躍したし、観光スポットとしても「よかったベスト3」にランクインした。この後は、24時間滞在していたかどうかのスイスを離れ、最後の国「フランス」へ。続く。