ポータブル写真スタジオ『Foldio2』を買ってみた
ブログをはじめて半年。
『~を買った(てみた)』シリーズでは、買った商品の撮影が必ず発生するが、毎度どこで撮るべきか迷っていた。
そこで、この問題(不満?)を解決(解消?)すべくポータブル写真スタジオ『Foldio2』を買ってみたと言うお話し。
被写体のサイズによって撮影場所を
小さなものから、大きなものまで(どこかで聞いたことのある台詞だ…)、被写体は都度異なるので、それに応じて場所を変えていた。
小さくて軽いもの(クレジットカードや時計)
小さくて軽いものであれば、Macのキーボードの上に。
キーがあることで大体のサイズ感が掴めるし、ブログを書いているその場でサッと撮れる。
カメラやレンズ
カメラやレンズくらいになるとキーボードの上は使えない。
そこで、コタツ机を少し整理して撮るが、室内照明がちょうど真上にあって撮影に使うカメラやレンズの影が写り込んだり、被写体自体に多くの影が出てしまうことも。
三脚やカメラバック
更に大きい三脚やカメラバックとなれば、フローリングやソファーの上。
フローリングは毎日ロボット掃除機が動いているので、髪の毛や埃が落ちていることは少なく、光の向きも調整できるが、光量が不足気味であったり、変に床が反射したり、見るからに『床で撮りました!』感が出てしまうデメリットも。
撮影ボックスなる選択肢
撮影スタジオを作るのはコスト的にもスペース的にも現実的ではないが、必要な時だけ出して使える撮影ボックスなら敷居は高くないかなと。
撮影ボックスにはいくつか種類があって、上記のようなタイプは折り畳みができて未使用時にはコンパクトに収まるが、照明はないので別途購入する必要があるし、照明の設置場所もそれなりに工夫が必要となるので二の足を踏んでいた。
そんなある日のこと、たまたまネットで『Foldio2』を見た瞬間「あっ、これこそが求めていたやつだ」と思った。
Foldio2に一目惚れした理由
Foldio2に一目惚れした理由は3つ。
- 折り畳み式(コンパクト収納)
- 簡単組み立て
- LED照明付き
特に3つ目のLED照明付きってのが大きかった。
だが、時既に遅しでクラウドファンディングの申込みは終了、市販化を待つのみだった。
アマゾンで販売されてからも長く
さらに数カ月後、ようやくアマゾンでの取扱いが始まり(と言っても、マーケットプレイス)、購入手続きを完了するも配送は数週間先になるとのことで再び待ちぼうけ。
予約から約1ヶ月してようやくステータスが発送済みに変わった。
ちなみに、価格は12,000円弱でギリギリ許容範囲かな。
さっそく、使ってみた
使用前の準備
アマゾンで買ったけどマーケットプレイスだからか、外箱に直接伝票が貼られてきた。また、箱のシールが破られて、上からセロハンテープで止められていたのは日本語マニュアルを入れる為?ってことは、海外からの逆輸入品??
照明部分は商品到着後にユーザが自分で設置するようになっていて、赤色のプチプチに包まれたLEDが2本入っている。
組み立てはマグネット式だけど、LEDの設置だけは両面テープとなっている。
試し撮りで感じたこと
カメラを三脚に固定して試し撮り。
被写体は手近なとこにあった、参天製薬のサンテPC(目薬)。
カメラはCanon EOS Kiss X7、レンズはCanon EF50mm F1.8 STMにした。
数あるカメラからX7にしたのは、液晶モニタがタッチパネル式でライブビュ撮影時にタッチAF・タッチシャッタができるから。
目薬だと焦点は中央一択で悩むことはない。
だが、カメラはレンズを付ければ奥行きが出て、F8まで絞っても被写体深度の関係でボケてしまう。
↓はレンズに焦点を、
↓はSONYのロゴに合わせている(FE 2,8/35の文字がギリわかりやすい?)。
レンズにCanon EF50mm F1.8 STMを使った理由は、カメラの位置は好きに変えられるので歪曲を抑えることを優先して単焦点レンズを、また、APS-Cに50mmなら、35mm換算で80mmとブツ撮り向きの中望遠となり、最短撮影距離が約26cmなので寄ることも。
まだマクロレンズは買わない…ほしいけど。
最後に
実のところ、iPhone 6s Plusが来るまでこのネタは保留にしていたんだけど、発売日を過ぎても連絡がないので今回先出し。
三脚はテーブル三脚くらいがちょうどいいと思うけど、別に手持ちだって大丈夫かと。
おすすめするのであれば、やっぱりコレかなぁ〜
そんなわけで、ブログのブツ撮りはこれまでより少しは良くなる…はず。