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今日は何を撮りに行こうかな?

MacBook Proを有線でネット接続するためにイーサネットアダプタを購入した

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Mac miniからMacBook Proにメイン機を更新するに当たってデータ移行やセットアップをしていると気になったのが無線ルータが遅い問題

そして、有線至上主義者としてはメインで使うパソコンは有線(LANケーブル)でつなぎたい

そんな思いからMacBook Proを有線でインターネット接続するためのイーサネットアダプタを購入することにした。

5年前の無線ルータでNASを使うのは厳しい

我が家の無線ルータはNECAterm WR8750Nで2012年1月発売で5年超となっており無線LANの実行スループットは200Mbps弱。

外側(WAN)は上限が200Mbpsなので気にならないが、内側(LAN)はギガビットでNASとの連携(Time Machineでのバックアップ、カメラから取り込んだRAWデータの移動、RAW→JPEG書き出しなど)をするのに低遅延と高い転送速度が要求される中で無線ルータがボトルネックとなっていた。

家庭用ホームルータのパッケージには無線での実行スループットがギガビット超えしているものも珍しくなく、有線至上主義者としては少々複雑な気分であると同時に時代の流れを感じる。

MacBookシリーズにはLANポートがない

「どうせ家の中である程度決まった場所で使うなら有線でいいや」となるが、MacBookシリーズにはLANポートがなく有線(LANケーブル)で接続するには別途購入しなければならない。

Apple純正か?サードパーティか?

Appleから発売されている製品でUSB-Cに置き換わる以前のものは次の2種類のイーサネットアダプタ(有線LANアダプタ)が発売されている。

Apple AppleUSBEthernetアダプタ MC704ZM/A

Apple AppleUSBEthernetアダプタ MC704ZM/A

 
アップル Thunderbolt - FireWireアダプタ MD464ZM/A

アップル Thunderbolt - FireWireアダプタ MD464ZM/A

 

前者はほとんどのパソコンにあるUSBではあるが3.0ではなく2.0で10/100BASE-T(通信速度上限が100Mbps)。後者はMacユーザ以外にはあまり馴染みのないThunderbolt 2(Mini Display Portの拡張版)で1000BASE-T(通信速度が1Gbps)まで対応している。

汎用性なら前者、速度なら後者となる…のだが、例えばMacBook AirはThunderbolt 2が1ポートなので外部ディスプレイをThunderbolt 2でつなげると使えなってしまう。

しかし、MacBook ProはThunderbolt 2が2ポートあって1つを外部ディスプレイに割り当てたとしてもまだ空きがあるのでそこをLANポートに活用できるためMacBook ProではThunderbolt 2を選ぶのが望ましく価格は3,000円程でAppleにしては良心的な値付けかな、と。

参考までにだが、USB-CのみのMacBookシリーズ(MacBook Pro (Late 2016)以降、MacBookなど)であればこれらが選択肢となる。

サードパーティはUSBハブの機能を兼ねたものが多い

サードパーティWindows PCでもSurfaceVAIO ZなどのモバイルノートではLANポートがないモデルも増えていて、どちらでも使えるUSB 3.0(1000BASE-T)が採用されており、LANポートを設けることで犠牲となる1ポートを3ポートに倍返しする3ポートのUSB HUBも兼ねていて一石二鳥。

LogitecのLAN-GTJU3を購入

MacBook Pro(Mid 2015)なのでThunderbolt 2もUSBもどちらにも空きがあったが、結果としてはUSB 3.0でUSB HUBのないタイプを選んだ

Mac miniで使っていたUSBハブがあった

Mac miniにはUSBポートが4ポートあるがNASにデータを移す前で外付けHDD、カードリーダ&ライタ、トラックボールマウス(レシーバー)、Blu-rayドライブをつなぐとすべて埋まって足りなくなったのでUSB 3.0が3ポート+USB 2.0が4ポート(計7ポート)で電源供給(バスパワー)不足を防ぐのにACアダプタが付属しているUSBハブを使っていた。

外部ディスプレイやLANポートが必要なのはLightroomを使うときだけ

これらの周辺機器と外部ディスプレイ、そして有線LANアダプタを使った有線接続が必要となるのはLightroomを使ったRAW現像で時間とCPUパワーを掛けてパソコンデスクに腰を据えてする作業であるのに対し、ブログを書いたり調べものをしたりする程度ならLANアダプタを含めてこれらの周辺機器はほとんど必要なく、9時間の連続使用に耐えられるバッテリーを積んでいるのでACアダプタも必要ない。

そして、Time MachineでNASへバックアップする時に無線を使うとブラウジングのスピードに影響する可能性があることから、無線接続中のバックアップはシステムで止めてしまうのが手っ取り早い。

これによりパソコンデスクにいる時はUSB機器や外部ディスプレイをつなげてLightroomでRAW現像をするのに有線接続し、パソコンデスクから離れた場所では一切の周辺機器を外して無線接続とすることで問題はなくなる…はず。

USBハブでまとめてパソコンにつなぐ

パソコンデスクから離れる都度、USBやThunderboltの抜き差しをいくつものポートに対してするのはとても面倒だし「あれ?MacBook Pro Late 2016を買うのと同じパターン(USB-C → USB 3.0)なのでは…?」となる。

そこで、USBハブに日常的に使用するLANアダプタも含めた周辺機器を接続しておくことによってUSBとMini Display Portをそれぞれ1ポートずつの抜き差しで間に合うようした。

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また、USBバスパワーで動作するタイプではBlu-rayドライブなど大きなパワーを必要とする機器を接続すると正常に動かなかったり、他の機器に影響を及ぼしたりするが、電源付きのUSBハブであればその問題もなく、常時使用する周辺機器をそのまま使うことができる。

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LogitecのLAN-GTJU3の特徴とドライバについて

LogitecのLAN-GTJU3を購入した明確な理由はないが、、

  1. Amazon.co.jpのレビューが200件超で★4
  2. USB 3.0対応(実行スループットで900Mbps弱)
  3. 小型軽量・本体重量約25g
  4. macOSChromebook対応
  5. LED付き

これで1,500円弱とお手頃だった。

ちなみに、最新(2017/1/31)のmacOS Sierra 10.12では挿しただけでは使用できず、公式サイトよりダウンロードしてインストールしなければならなかった。

ドライバ for Mac(10.6~10.12)|サポート|ロジテック

最後に

やっぱり、無線ルータも買い替えようかな…

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