紅葉シーズン真っ只中の大山阿夫利神社・大山寺へ行ってきた【2016.11.26】
2017年になって昨年のそれも11月の出来事をあげるのは些か気が進まないが、せっかく撮ったのを飛ばすのはもっと気が進まないので…季節外れですが続けます。
都内の紅葉シーズンは11月中旬〜12月上旬が一般的に見頃となるので、この日はまさに紅葉シーズン真っ只中。関東圏での超メジャーな紅葉スポットと言えば、奥多摩、箱根、養老渓谷、日光・奥日光などで、行っても人・人・人で紅葉を撮っているのか人を撮っているのかがわからないくらいに多く、公共交通機関も頑張っているが捌ききれていない。
そこで、この日は少しだけメジャー度を下げて大山阿夫利神社・大山寺に行ってきた。
伊勢原駅からバスで大山ケーブルへ
伊勢原駅は小田急小田原線なので武蔵小杉駅からだと登戸駅で乗換となるが、昼食がまだだったので駅からそう遠くない中華料理屋の神洲之華さんにお邪魔した。
酢豚定食を注文。
嫁は麻婆豆腐定食を注文していたので一口もらったが、この店は本場に近い味だからか花椒がとても効いていて舌がピリピリした。
腹ごしらえをしたところで登戸駅から伊勢原駅へ向かう。時間にして約40分。伊勢原駅から大山ケーブルカーまでは徒歩だと2時間近く掛かるので、バスを利用することとなり伊勢原駅の前から出ている。
「少しメジャー度を下げて」なんて言ったが、それなりに有名な紅葉スポットで駅前のバス停にはすでに70〜80人の列ができており、1回目のバスでは乗れず、2回目で乗ることができたが座れなかった。
そして、バスに揺られること約30分、大山ケーブルのバス停に到着する。
大山ケーブル(バス)から大山ケーブルカーで大山阿夫利神社へ
大山ケーブルのバス停からすぐにケーブルカーに乗れるわけではなく約600mの参道を徒歩で移動しなければならない。
みやげ屋などがあって退屈こそしないが、地味に体力が奪われる。
ケーブルカーは片道と往復で乗車券が分かれていて価格もそれなり(片道630円、往復1,240円)なので、「上りはケーブルカーで、下りは歩けばいいよね」と片道乗車券を購入したが、これが後々後悔する羽目に…
乗り場に到着。
2015年10月より新型車両に切り替わってガラス部分が増え車内からの見晴らしがよかった。
大山阿夫利神社
大山阿夫利神社駅から神社の境内までも上り坂。
ようやく境内に到着。
まずは参拝。
参拝を終えて右手に移動すると【神泉大山名水】の看板と薄暗い道があるので入ってみる。
【大山名水 飲用出来ます】とのことだったので、横にあった柄杓を使って飲んで見る…冷たい!
奥には地下参拝道。
この日の天気は曇り。
東京では54年ぶりで11月に雪が降った週で標高が高いのもあって、あちらこちらに雪が残っていた。
大山阿夫利神社から大山寺へ移動するのに歩いていると美味しそうな団子(あふり団子?)が店先で焼かれていたのにつられ小休憩。
大山寺
大山阿夫利神社から大山寺へは男坂と女坂で分かれているのもあって、多少遠くても女坂なら…とタカをくくっていた。
実際には女坂でもかなり急な石段が続くのに加えて、数日前からあまり天気が良くなかったのもあって一歩一歩に気を使い、かなりしんどい思いをした。
紅葉スポットとしてはこちらの大山寺が有名。
紅葉を綺麗に見せるためのライトアップが所々にされている。
(4人しか写っていないけど)八大金剛童子。
鐘楼。
なんと偶然にも…ってさすがにこれはでき過ぎか。
大山寺からさらにケーブルカー乗り場まで徒歩で山道を下りたが、大山阿夫利神社→大山寺への道に比べれば幾分にもマシだった。
最後に
大山阿夫利神社から大山ケーブルまでの下り坂が、日頃平坦な道ばかり歩いているからか翌日足の腿への強い筋肉痛となって現れた。
そして、駅までのバスはバス停にこそそこそこ列ができていたが、臨時便が何本も出ており20分ほどでバスに乗り込めて偶然にも座ることができた。これが箱根や日光だと…
最後に、今回使ったカメラは5D4でレンズは超広角レンズとタムキュー。