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今日は何を撮りに行こうかな?

SONYのハイコスパ単焦点レンズ!SEL55F18Z(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)を買った【購入編】

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対応レンズが少ないのがデメリット」と言われてきたソニーのα7シリーズだが、ようやくフルサイズ対応EマウントのFEレンズはソニー純正で16本、サードパーティを含めれば30本前後になる(2016年6月末時点)。

初代α7/7Rが発売されたのと同タイミングで発売されたレンズの中で一番人気と言っても過言ではないSONY単焦点レンズのSonnar T* FE 55mm F1.8 ZA【SEL55F18Z】を先日ようやく購入した。

発売当初から一向に値崩れしないレンズ

SEL55F18ZはブログやYouTubeを見ているとα7/7Rと同時購入されることが多く、α7 II/7R IIが出ても変わらず好評で「いつかはSEL55F18Zを…」と思って、値崩れするのを待っていたがどうもその気配がない。

下図はカカクコムでのSEL55F18Zの直近2年分の価格推移だが、まるで株価のように乱高下してようやくここ1ヶ月ほどで直近2年の中での最安値を付けた(と言っても数千円)。

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価格.com - SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA SEL55F18Z 価格推移グラフ

超広角ズームレンズSEL1635Z(下図)は時間と共に価格が下がって発売日から20〜30%安くなっており、α7/7Rと同時期(2013年)に発売したZEISSレンズは全般的にSEL55F18Zと似た動きをしていることからそもそもの価格設定が割安だったのかも?

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価格.com - SONY Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z 価格推移グラフ

SEL2870を売り、SEL55F18Zを買ったワケ

これまで所有していたFEレンズは SEL35F28Z/SEL1635Z/SEL2870の3本だったが、この内SEL2870だけが出番に恵まれなかった。

お散歩にSEL35F28Z

携帯性バツグン!フルサイズなのにお散歩カメラとして使える。

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旅にはSEL1635Z

広角16mmでパースを効かせて風景を撮ってよし、望遠35mmでポートレートを撮ってよしで国内外問わず旅行の強い味方!

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キットレンズのSEL2870

広角端が24mmでなく(28mm)/F通しでもなく(3.5-5.6)/キットレンズの先入観もあって、「記録として撮るにはいいけど作品には…」って気分で前の2本を買ってから出番は激減した。

そんなわけで新しい飼い主に拾ってもらった方がお互いのタメだと(こじつけ)、24-70mm/F4の標準ズームレンズ SEL2470Zか、55mm/F1.8mmの明るい単焦点レンズ SEL55F18Zのいずれかを買って下取りに出そうと決意した。

ZEISSレンズでもSEL2470Zは…

結果、どっちを買ったかはタイトルのとおりでSEL2470Zにしなかったのは、ZEISSを冠している割に評判がイマイチだったし、標準域だとSEL1635Zと24-35mmが被るし、1型コンデジのRX100M3とは完全に被っていて防湿庫の肥やし化は避けられないとかと。

撒き餌レンズのSEL50F18Fは

50mm/F1.8の撒き餌レンズSEL50F18FはSEL55F18Zの3分の1程度で買えるが他がZEISSレンズなので使わなくなるのは容易に想像できたし、同レンズのレビューでも『価格相応』との見方が多く買って後悔するなら最初からいいモノを買っておいた方がトクだな、と。

SEL55F18Zは住み分けができレビューは高評価

SEL55F18Zを今のシステムに組み入れると、

  1. 一番明るいレンズがF2.8からF1.8となる
  2. 焦点距離は16-35mm/55mmで住み分けられる
  3. 「あともう一歩!」って時はクロップ撮影モードで約80mmとしても使える
  4. FEレンズはすべてZEISSレンズで統一される(だから、ナニ?自己満足デス)

と、今のシステムに足りなかった部分を埋める存在になる。

また、「FEレンズは増えてきた」と言ってもほとんどがZEISS、Gマスター、Gレンズの10万オーバーが充実していて、その中でSEL55F18Zは10万円以下で購入できてかつレビューサイト(アマゾンで4.8、カカクコムで4.7)での評判も高く非常にコスパがいいレンズである。

SEL55F18Zを買った!!

今回購入したマップカメラさんでは『箱スレあり』で定価から13,000円ほど割引かれ、同時に手持ちのレンズを売ると買取価格に10%上乗せしてもらえるので、先ほどのSEL2870を下取りに出して実質55,000円くらいで中古買取が47,000円だから悪くない。

パッケージ

パッケージはZEISSモデルではお馴染みのオレンジ基調

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レンズポーチ 

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レンズ側面フードなし

所有欲を満たす金属筐体とZEISSロゴ

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レンズ側面フードあり(ZEISSロゴ)

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レンズ側面フードあり(SONYロゴ)

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SEL35F28Z/SEL55F18Z/SEL1635Z(フードなし)

これが新しいFEレンズ3本で、左からSEL35F28Z/SEL55F18Z/SEL1635Z

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EL35F28Z/SEL55F18Z/SEL1635Z(フードあり)

並び順は上のフードなしと同じだけど、SEL55F18Zはフードを付けると超広角ズームレンズSEL1635Zとほぼ同じ高さに

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α7 + SEL55F18Z(フードなし)

フードを外してα7に装着するとしっくり

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α7 + SEL55F18Z(フードあり)

フードを付けると長めに

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最後に

届いた週の土曜日に使ってみて唯一気になった点を上げるとすれば、最短撮影距離が0.5mと長めでテーブルフォトは少し苦労するかな。

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次回の実写レポートに続く。

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