【購入編】SIGMA 30mm F1.4 DC HSMを買った
過去2回の記事にも書いた通り、『Canon EFマウント APS-C』用に『F1.4』の明るいレンズで『換算50mm』のレンズが欲しくて、『SIGMA 30mm F1.4 DC HSM』を買った。
F1.8や2.8ではなくF1.4が欲しかった理由
明るいレンズのメリットは「暗い場所に強い」(シャッタースピードを下げずに済む→被写体ブレや手ブレを防ぐ、ISO感度を上げずに済む→ノイズが増えるのを防ぐ)、「よくボケる」がある。どっちが欲しかったかというと、「どっちも欲しかった」。
キヤノンのレンズシステムの強化
キヤノンのレンズシステムは焦点距離では10-300mmまで揃ったが、明るいレンズについては足りていないことに気付いた。
手持ちのレンズで一番明るいのは『EF50mm F1.8 STM』だけど、APS-Cで使うと換算80mmの中望遠になる。
次に明るいレンズは『SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM』は、焦点距離に応じて(17-70mm)明るさが変わる(F2.8-4)が最小値でもF2.8。
そして『Canon EF24-70mm F4L IS USM』は、焦点距離(24-70mm)が変わっても明るさが変わらないF4通し(固定)のレンズ。
F1.4から見たF2.8やF4は
レンズの明るさは、1からそれ以降は√2(一夜一夜に人見頃…1.41421356≒1.4)倍ずつ大きくなるので、1.4、2.0、2.8、4.0、5.6、8.0、11、16、22…と推移して、F2.8からF1.4にすることで2段(2EV)、F4であれば3段(3EV)稼げることになる。
また、ISO感度やシャッタースピードの段数は以下のとおりとなる。
例えば、少し暗めの場所でF4通しのレンズではシャッタースピード1/8、ISO3200で手ブレしていたとする。そこで、F1.4のレンズに交換することで、
することもできる。
SIGMA 30mm F1.4 DC HSMにした理由
下記条件でカカクコムの商品検索をしてヒットしたのは、シグマの『SIGMA 30mm F1.4 DC HSM』と『SIGMA 35mm F1.4 DG HSM』の2本で選択肢はほとんどなかった。
- キヤノンEFマウント
- F1.5未満
- 28〜35mm(換算約50mm)
- 10万円以下
この2本の大きな差は、APS-C専用かフルサイズ対応か、高価なFLDガラスやSLDガラスを使っているか、価格差は倍以上するってなとこ。
キヤノンEFマウントでのフルサイズデビュー予定は当分なく、200g以上重いのもネックだったのでAPS-C専用の『SIGMA 30mm F1.4 DC HSM』にした。
開封、7D Mark IIに装着してみた
金曜日の夜に某家電量販店で購入した。ちょうどポイントアップキャンペーンをやっていたので、ポイント還元を加味すればカカクコムの底値よりも400円ほど安く買えた(36,000円台)。
SIGMA 30mm F1.4 DC HSM | Art - 株式会社シグマ
レンズ単体
金属の質感がなかなかいい。
シグマのレンズはコンテンポラリー(Contemporary)は持っていたけど、アート(Art)はこれが初めて。
AF/MFの切り替えスイッチはちょうどいい感じ。
見えづらいけど、Made in Japan。
フードを装着
花形フードではなく円筒形フード。あまりこだわりがないけど、花形フードだとモノによってはレンズ交換時にレンズを下向きに置いた場合に自立しないものがあるが、円筒形はその心配がない。
EOS 7D Mark IIに装着
フード無しは既に記事上部に載せているので、こっちではフード有りを。
大口径レンズ(62mm)だけあってか、APS-Cなのに5D Mark III並のボディサイズである7D Mark IIに装着しても存在感は負けていない。
長さは大体赤鉢巻レンズのCanon EF24-70mm F4L IS USMのフード無しと同じくらいで、レンズを左手で支えるのにちょうどいい大きさ(50mm F1.8 STMなんかは短すぎる)。
「これで何を伝えたいか?」は載せている張本人ですらわかっていないが…参考までに。
最後に
毎度のことながら今回も開封までで結構な量になったので、撮影編はまた次回。
この3連休のうち実質1日しか使わなかったので、もう少し使ってからやろうかなと思っているので今週末の天気次第で来週くらいにはできるかな?
とりあえず、撮って出しの1枚を。
被写体深度の浅さ。いいね!
撮影編へ続く