東海道新幹線を撮りに近所をウロウロした
7/12日曜日。
特に予定はない。
前日に神代植物園へ行って500枚くらい撮ったけどまだ撮り足りない。
どこかに撮りに出かけたい。
植物が続いてるから、そろそろ動いているものを撮りたい。
流し撮りがしたい。
鉄分不足と灼熱と葛藤
そう言えば、鉄分が足りてない。
鉄分の鉄は鉄道の鉄。
大枚を叩いて7Dmk2を買ったのに、これじゃあ宝の持ち腐れ。
鉄道を撮りたくて買ったんじゃないのか。
鉄道なら徒歩圏内でも撮れるスポットはあるじゃないか。
だが、外は30度超の灼熱地獄。
遠出は無理、近場でどこかないか。
歩いて10分の多摩川なら東急東横線と目黒線が撮れる。
東急線以外も相互乗り入れしている、東京メトロ、都営地下鉄、西武、みなとみらい。
電車の型式にすればもっとある。
でも、ここは以前にα77で撮ったポイントだから新鮮味がない。
それならば、もう少し歩けば丸子橋がある。
丸子橋からは東海道新幹線、横須賀線、湘南新宿ライン、成田エクスプレス、他が撮れる。
ただ、「7Dmk2すげぇーーー!!」ってのが撮れない。
もっと寄って撮れる場所はないか。
そうだ、多摩川線の沼部駅周辺に数少ない新幹線を真上から撮れるスポットがある。
そこにも行こう。
多摩川の土手で東急線を流し撮り、丸子橋からJRを撮り、更に迫り来る東海道新幹線を真上から撮る。
これだけ詰め込めばうだるような暑さの外に踏み出す価値はある。
…なんて葛藤?戯言?を脳内で繰り広げ、ようやく家を出た。
装備
カメラ
レンズ
- Canon EF70-300mm F4-5.6L IS USM
前日に神代植物園へ行った時と全く同じ装備。
広角は必要なかったけどブログのネタに撮影場所の風景として使うかな、と思ってレンズ交換は面倒なのでRX100M3を。
東京急行電鉄 新丸子保線区近辺
新丸子保線区と多摩川土手の間にある小さな歩道橋は線路とほぼ同じ高さになる。
東急東横線 5050系
ここは流し撮りの練習にはもってこい。
丸子橋(川崎市と大田区の境目)
丸子橋の東京都大田区と神奈川県川崎市の境目辺りがちょうどいい。
RX100M3の広角(換算24mm)で撮るとこれだけ遠くにあるように見えるが、300mm(換算480mm)もあれば十分に撮れる。
70mm(換算112mm)
300mm(換算480mm)
300mmで更にトリミングをすればこのくらいまでも…
東京都立田園調布高等学校側の橋(?)
数少ない新幹線を真上から撮影できるスポット。
奥から手前に被写体が高速で移動してくるカメラがAFを外しやすいポイントで、ここでいかに食い付けるか。
この場所をストリートビューで見てもらえばわかるが、モノの投げ込みを防ぐためにか、金網が厳重にされており撮影時にはどうしてもこのように(左側の湘南新宿ラインの顔の部分が薄っすらと白くなっている)金網が写り込んでしまう。
ただ、望遠レンズで絞りを開放気味に撮れば、この金網の写り込みを低減できる。
AIサーボAFやっぱりはすごい。
極稀に架線にAFが合ってしまうが、一度新幹線を捉えると後はシッカリと食らいつき、常に焦点を新幹線に合わせて外さない。
測光がたまにブレるので、マニュアル設定にして絞りはf/5.6、シャッタースピードは1/500、ISO100で固定。
橋の幅は車1台分しか通るスペースが無いので、向かってくるのを撮って先頭車両が足元を通過したタイミングで反対側に移って、後方を追って撮ることもできる。
ただ、交通量がそれ程多くないとは言え、数分に1回は車が通っているので、渡る時にはくれぐれも「左よし!右よし!」の確認を。
おまけ
東急多摩川線 1000系
丸子橋を渡ったところから多摩川線も撮れるが、広角端70mmはちょっと厳しい。
最後に
今回紹介した3箇所ともそれぞれ撮り方が異なり、被写体の本数もバリエーションも多くて練習に向いている。機材を揃えるばかりではなく、今年の後半は腕も磨かねば。
この時期は長時間外に出ていると危険なので夕方のマジックアワーまで待てなかったが、この暑さが一段落したら夕日と共に撮りたいなぁ…