SONY DSC-RX100M3を買った
2本も記事を書いといて今さら言うのもアレだけど…
実はRX100M3を先週末に買っていた。
はてなブログへの投稿と同時にFacebookのニュースフィードへ通知を連携しており、前々回の記事を投稿した際にコメントでオススメの機種やコンデジの有用性を寄せていただいたのに申し訳なく、この場を借りてお詫びを…
先々週から「欲しいな~」と思ってダラダラメ下書きに保存していた。
しかし、予想以上に早く購入してしまい(理由は後述)、下書きしていた分を捨てるのはもったいなかったので時系列がおかしくなったが投稿。
予想外の1日限定割引
先週の土曜日(6/20)まではM2を購入するつもりだった。
だが、偶然にも6月21日(日)限定でYカメラでM3がセールになっていて店頭価格にしておよそ10,000円引きの税込78,330円に10%ポイント還元で実質70,497円だった(更に下取りがあれば-3,000円)。
手持ちの現金もYカメラのクレジットカードもデビットカードが使えるキャッシュカードもなかったので、クレジットカードのあるBカメラにこの価格を持っていくと「Yカメラと同じ税込78,330円より下げられませんが、ポイントは2%アップします」と。
実質68,930円。
すると、店頭価格ではM2とM3の価格差がほぼ無くなり、M3はカカクコム最安値とほぼ同じ。M3を買わない理由はなくなった。
そして、気付いた時には手にRX100M3の入ったBカメラの袋が…
怖い。カメラ。怖い。
RX100M3は高級コンデジ界の優等生
RX100シリーズの3代目だけあって、それまでの2機種で課題となっていた部分をことごとく改善して、画質に妥協せず、必要なものを揃え、そしてソニーお家芸のコンパクト化がされたカメラである。
レンズとセンサーのバランスがよくラクラクキレイ
コンデジにしては大きい1型CMOSセンサー(ExmorR)とF1.8-2.8の明るいレンズ、設計に無理の少ない換算24-70mmのズームで、全域で安定した撮影が可能となりコンデジでは難しかったボケもしっかりと出るようになっている。
レンズはソニーではお馴染みのカール・ツァイスのバリオ・ゾナーT*。
APS-Cセンサーを積めば、暗所でもノイズを減らし、よりボケさせることもできるがその場合は本体サイズが大きくなり、レンズも単焦点レンズとなってしまう。
また、焦点距離はM2が28-100mmでM3が24-70mmなので倍率換算すればM2の方が上。だが、小さく写ったものはトリミングでカバーできるが、大きく写ったものは打つ手がない。また、望遠端での最短撮影距離がM2は55cmでM3が30cmなので同じ被写体を望遠端で撮影した場合には、M3の方が大きく写すことができる。
内蔵フラッシュのバウンス撮影でラクラク明るく
フラッシュは直接被写体に光を当てればくっきりとは写るが、特有の影が出るし反射率の高いもの(顔の脂とか)だとテカってしまう。
M3では内蔵フラッシュがポップアップ式で上向きに角度を付けることができるので、恰も天井照明から照らされたような(間接的な)不自然さを抑えたバウンス撮影がメーカー非推奨の使い方となるが可能である。
EVF搭載で日差しが強い日もラクラク撮影
コンデジやミラーレスは一眼レフのようにファインダーがなく、液晶モニターで構図を決めて撮影後に確認することになる。しかし、液晶モニターは太陽の下では役に立たないことが多く、半ば勘で撮影することになり後で見返すと傾いていたり、ピントが違う所に合っていたってことも。
M3では0.39型123万ドットの有機EL EVF(電子ビューファインダー)をポップアップ式で内蔵しているので、ファインダー内は外の光とは関係なく太陽光が強い日でもしっかりと構図を決めて撮影できる。
USB充電対応で旅行時もラクラク充電
旅行時に忘れやすいのがカメラ用充電器。
スマホ用の充電器(microUSBとLightning端子のもの)を忘れたことは無いが、カメラ用の充電器は実際に忘れたことがあって、その時はたまたま実家への帰省だったのでアマゾンで互換品を買って難を逃れたが、もしも旅行時であったとすれば致命傷になる。
また、ホテルはコンセントが使えても1個しかないところも少なく、その貴重な1つをコンデジの充電で占有することとなりスマホやルータの充電ができなる。
メニューがαシリーズと同じ並びでラクラク操作
カメラは瞬時に設定を変えなければいけないことがよくある。
α7で慣れ親しんだメニューと同じであるなら、それ以上のことはない。
高級コンデジの中でも軽量小型でラクラク携帯
RX100シリーズの中では重く大きくなったM3だが、初代と比べれば厚みが4.2mm/重さが50g増えたが幅と高さは据え置いておりスペックアップ分を加味すれば十分に抑えられている。
むしろ、1型以上センサー/ズームレンズ/Wi-Fi搭載されていて7万円を切るコンデジの中ではかなりコンパクトな部類に入る。
- SONY DSC-RX100M3:101.6x58.1x41mm 290g
- Canon PowerShot G7 X:103x60.4x40.4mm 304g
- Canon PowerShot G1 X Mark II:116.3x74x66.2mm 553g
- Panasonic LUMIX DMC-LX100:114.8x66.2x55mm 393g
その他ラクラクいろいろ
この他にも、外出先で撮った画像をすぐにスマホへ転送できるWi-Fi/NFC搭載、カメラにアプリ(タイムラプス撮影等)を追加できるPlayMemories Camera Apps、高ビットレートの動画撮影フォーマットXAVC S対応、ソニーがハンディーカムで培ってきた動画の手ブレ補正、自撮りもできる上180度チルト液晶、日中の長時間露光での白飛びを防ぐNDフィルタ内蔵とカメラの基本機能+αも充実している。
最後に
とりあえず、買ってはみたものの試し撮りににはまだ出れていない。ウズウズ。
週末は天気が微妙らしいけど、コンデジだから気構えた撮影ではなく、料理を撮ったりとかでも十分かも。むしろ、そっちを重視して買っているわけだからなぁ〜
そうそう、完璧に近いM3だけど気になったのは、三脚穴が光軸上にないこと、三脚を取り付けるとバッテリー交換ができないこと。まぁ、コンデジで三脚使う機会はそんなにないから問題ないかな?